11月26日(土)ANGKOR HOTELを出て約2時間車を走らせて、小学校の建設地に着きました。 2時間の道と言っても、 舗装してある道は約30分で、残りはデコボコ道であり、船が大波に揺れると言っても過言でない程の揺れ方でした。 また、灼熱の太陽とはこの国のためにあると思われます。 現地ではご父母を含め村民約600名、生徒約250名が、我々一行を迎えてくれました。 校舎に続く沿道には、日の丸とカンボジアの国旗を持った生徒達が、何か話しながら迎えてくれますが、意味も言葉もわかりません。 お坊さんを先頭に我々は校舎の玄関に向かいました。 カンボジアは仏教の国であり、大きな行事には必ずお坊さんが参加します。 カンボジアの仏教界は大きく2派に分かれており、今回は1つの派の最高位の方が同行してくださいました。 学校のテープカットから式典が始まりました。 まずお坊さんがハサミを入れ、次に私、ナム国会議員、そして同行の方々が続き、無事にテープカットの儀式は終了して、式典の舞台に向かいました。 目の前には大きなテント10張に多くの村民が、そして教室の中には生徒達が式典を見守っていました。 式典も終わりに近づき、私はシャン−ナム国会議員より「国家再建勲章」を胸に付けていただき、 1時間半の式典は無事終了しましたが、この勲章の威力の大きさを知ったのは、カンボジア出国の際にVIP 待遇を受けた時であり、この時はまだ知る由もありませんでした。 参加したSCHECの皆さんと、各教室で生徒達に文具等のプレゼントを手渡しました。 カンボジアは日本とは比較にならないほど貧しい国ですが、プレゼントの品物を手に取り、好奇心一杯の生徒達の目は、 私が日本で見る小学生の目と何の変わりもなく、それ以上の輝きがあったかもしれません。 この学校から政治家を志す生徒が育ち、カンボジアという国を救うような人物になってくれることを祈りたいものです。 ここからは私見ですが、私達の活動は学校を建設するだけでいいのでしょうか? もし、この小学校に優秀な生徒が育った時、この地域から大学はおろか高校教育でも地理的・金銭的に無理でしょう。 観光として、また地域を知ってもらうために他国の人々を招きいれても、あのトイレ(3方向を高さ60cmぐらいで囲んだもの)では、また無理の言葉が出てきます。 決して否定的になっているのではありません。 進学の道(里親制度)トイレ併設の学校を提案させていただきます。 by 伊藤典男 カンボジア報告1日目
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